市田柿 [新着商品]

年末年始・お正月に喜ばれる最高規格の市田柿です。

市田柿 好評ご予約受付中!

発送…2023年12月中旬から順次発送予定



お得なまとめ買い

●ご予約順に12月中旬より発送を予定していますが、市田柿は自然乾燥により製造しますので、天候の影響で発送時期が前後する場合があります。予めご承知おきのうえお買い求めください。
●年内中にお届けを希望される方は製造の都合上12月27日までにご注文をお願いします(12月28日が年内発送の最終日です)。年明けは1月4日より発送を始めます。

当店販売の95%以上の市田柿は自営の畑で栽培した柿です。残り5%の柿も当店の収穫基準に合致した柿を近隣農家の畑で収穫した柿です。そして、加工製造は当店スタッフが一貫して行い、優品、秀品のみを販売しています。

渋柿である市田柿は、収穫後、一定期間乾燥させることで渋みが抜け、その後、柿もみを数回行うことで甘く、もっちりとした市田柿が完成します。 甘くもっちりとした市田柿を作るためには、高品質な柿の生産に加え、この乾燥加工作業が重要です。工場生産の食品と違い、市田柿は自然乾燥のもとにつくられる天然食品です。

日々変化する天気、気温、湿度と柿の乾燥の進捗状況を見極めながら乾燥を進めます。雨の日の対応、乾燥が続くときの対応などその日その時の状況に応じて干場の環境を変えたり、柿もみの時間を変えたりしなければなりません。

美味しい市田柿づくりにマニュアルはありません。 当店の干し柿生産は2代に渡り受け継がれてきた50年以上の歴史があります。 3代目として長年培われてきた加工技術を受け継いだうえで、最新の知見を取り入れた市田柿づくりに取り組んでいます。

適期収穫した市田柿は甘さが違います! 市田柿は渋柿ですが、純粋な糖度は甘柿を上回っています。生のまま食べると渋くて甘さは全く感じられませんが、干して渋みを抜くことで濃厚な甘さを楽しむことができます。その甘さの高低は収穫時に決まります。適期に収穫した柿は糖度が高く、そうでない柿は糖度が低くなります。当店では徹底して適期収穫を心がけています。

【適期収穫のためにしていること】 1本の柿の木でも、てっぺん付近の柿、根元に近い柿では収穫適期が異なります。 てっぺん付近や木の外側の柿は日当たりがよいため収穫適期が早まります。 逆に木の下部の柿や葉の陰になって陽ざしがあたりにくい柿は収穫時期が1週間から10日程遅くなります。このように、1本の木に実っている柿をどれも同じではないため、同一日に一斉に収穫すると未熟な柿も一緒に収穫してしまい、結果的に糖度の低い市田柿ができてしまいます。

当店では柿の状態に合わせて、1本の柿の木のなかでも収穫時期を見極め、同じ園地内の柿であっても複数回に分けて収穫しています。

柿の木は剪定(せんてい)という作業を行うことで適度な大きさの柿の実をつけることができます。剪定は必要な枝を残し、余分な枝を切り落とす作業です。枝を残しすぎると小さな柿ばかりできてしまいます。小さな柿は、収穫や加工作業に時間がかかるうえ、干した後に固くなりやすく、品質の高い市田柿になりません。また、枝を切り落としすぎると大きな柿になりますが、干しても乾きにくくしわの多い柿になる傾向があります。また収穫量も少なくなってしまいます。

このように、良い市田柿を収穫するためには適正な剪定作業をする必要があります。 当店では毎年1月〜2月にかけて、熟練の果樹技術員により剪定作業を行い、適度な大きさの品質の良い市田柿づくりに励んでいます。

毎年柿の木1本に15キロの有機肥料を施肥しています。有機肥料は有効成分がじわじわと土に染み込むため、柿の木に時間をかけてじっくりゆっくり吸収されます。地質も改善するので元気な柿の木が育つため、その木に実る柿も栄養分豊富な柿となります。

失敗しない市田柿選びの3つのポイント

1.GIマークの入った認定商品を

当店の市田柿は農林水産省の認定制度「GIマーク」を取得しています。GIマークは地域ならではの伝統や製法を守り、地域の特産物であるという国からのお墨付きを証するものです。 GIマークの取得には毎年の申請と審査が必要ですので、品質は間違いありません。

2.柿の品質〜白い粉と輝くだいだい色〜

「蜜の柿」は栽培から一貫して生産販売を行っているため、柿の品質も最高級。まあるく大きな柿の実から加工された市田柿は、しっとりふっくら甘く仕上がります。周りの白い粉は干している時に自然に発生するもので、中のみずみずしい橙色とのコントラストの美しさも人気の理由です。しっかりと白い粉がついているものを選びましょう。

3.加工の技術と衛生管理

栽培から収穫、皮むき、柿すだれ作りから製品の確認まで、熟練した生産者が管理。天候や気温を伺いながらだんだんと乾燥していく柿を、毎日幾度となく様子を見てほぐしたり…とても手間がかかるのが市田柿です。伝統的な製法とあわせて、現代の衛生管理で製造している市田柿なら安心です。

ふっくらもっちり干し柿の王様 市田柿

 南信州親田高原特産の市田柿は自然の恵みがつまった高品質なドライフルーツであり高級和菓子です。

市田柿は、長野県南信州地域を代表する冬の特産品です。白い粉に覆われた品のある外観、あめ色の果肉、ふっくらもっちりとした食感と上品な甘さは、ほかの干し柿にはない市田柿ならではのもの。贈り物にも大変喜ばれています。 また、市田柿にはビタミンC、ビタミンB6、カリウム、マンガン、β-カロテン、ポリフェノール、食物繊維などの栄養成分が多く含まれていて、知る人ぞ知るスーパーフードです。

市田柿の主な栄養素と効能

豊富なビタミンCは皮膚機能維持に重要なコラーゲンを生成し肌を美しくするほか、免疫力を高めるなど感染症予防にも有効です。また、β-カロテンも豊富でタンニン(ポリフェノールの一種)との相乗効果で老化の原因とされる活性酸素を消去します。強い抗がん作用をもつクリプトキンサンも多く、ガンや老化予防にも有効です。また、市田柿の甘さはブドウ糖によるものですので、カロリーが気になる方も安心してお召し上がりいただけます。ブドウ糖は脳の唯一の栄養源ですので、勉強やお仕事のお供に市田柿を召し上がってみてはいかがでしょうか。

さらりとした白い衣をまとったルビーのような美しさ

当店の市田柿は「珠」のような丸み、ふっくら、もっちりとした食感にもこだわりました。栽培から加工まで一貫して生産販売する当店の強みは、栽培加工歴50年以上の熟練の技が家族で代々受け継がれていることです。

市田柿の白い粉の秘密と自然乾燥の製造方法

色がよく美味しい干し柿に仕上げるため、収穫後、皮をむいてのれんに吊るし、1か月程度乾燥します。この乾燥期間がとても大切で、乾き過ぎたり湿度が多すぎたりすると美味しい干し柿ができません。当店のある下條村を含む飯田下伊那地方は「伊那谷」と呼ばれ、地域の中心を天竜川が流れています。冬は寒く乾燥しがちですが、この天竜川から発生する霧が極端な乾燥を防ぎ、市田柿独特のふっくら、もっちりとした食感を生み出しています。

 乾燥が進み、収穫時のおよそ35%の重さになると、柿をのれんからおろし、柿もみ作業を行います。柿もみは、シワのないやわらかな干し柿を作るための重要な作業です。柿もみを繰り返すことで、余分な水分を柿の外に押し出します。この時、一緒ににじみ出た糖分(ブドウ糖)が、市田柿特有の表面を覆う白い粉になります。均一な白い粉に覆われた市田柿の美味しさは格別です。

国内トップブランドである市田柿の高い品質基準を守っています

当店では市田柿のランクの中でも最高規格の「秀」とそれに次ぐ「優」の中でも上質の市田柿しか扱っていません。また、栽培から加工まで国レベルの高い品質基準に基づいて販売しています。  市田柿は干しあがりの状態、柿の表面を覆う白い粉、果肉の色など品質に応じて秀、優、良と3つの等級に分類されます。当店販売の市田柿は秀クラスをメインに扱っています。

また、市田柿は2016年に長野県で初めて地理的表示(GI)保護制度に登録されました。GIとは生産地と結びついた特性を有する食品の名称を品質基準とともに登録し、国が地域の共有財産として保護する制度です。厳しい品質基準を満たした市田柿はGIマークが目印です。もちろん、岡本ファームの市田柿もGI基準を満たした品質で販売しています。

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